7月20日。抗がん剤の投与が開始された日、19時ごろからウトウトしはじめ、20時ごろにはいつの間にか寝落ちしていた。
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小さい冷蔵庫が目の前にある。ここがどこかは不明。その冷蔵庫の中から、冷蔵庫よりも大きい人間が出てきては、瞬時にいずこかに消えていく。
すると、横にいた見知らぬ人が、「下から出てきてるね」と言ってきたので、
自分は「いや、上から出てくる」と反論したら、思ったよりも長いこと揉め続けることとなった。
(途中記憶なし、シーンが変わる)
学校の教室の中にいる。自分は教室の窓側寄りの机のそばに立っている。周りに生徒がいたかどうかは覚えていない。
「黒い日誌が今どこに置かれているか?」を、「教卓の上か、隣の机の中か、...」と、ひたすら予想していた。ちょっと動いて実際に探せばいいのに、その発想は夢の中では生まれなかった。
(途中記憶なし、シーンが変わる)
地下ライブの会場の観覧席?に座っている。
舞台にはサンパチマイク1本と、そのマイクを挟んでお笑いコンビが1組立ってしゃべっている。おそらく彼らの漫才中である。
漫才に集中すると、「観覧席に『相田(あいだ)さん』が居るから、『その間(あいだ)に…』というセリフを盛り込んだ方がいいだろ?最終的にはそういう仕掛けを軸にネタ作っていきたいんだよ」と聞こえてきた。なんだか本番に打ち合わせをしているみたいだった。
(途中記憶なし、シーンが変わる)
大楽団が整列している1枚の集合白黒写真が目の前1面に広がる。
右端にめくり印が見えたので、めくってみると、同じ写真が下に1枚、またもう1枚……とみえた
が、よく見ると少しだけ違う。1人1人の表情とか姿勢とか。
パラパラ漫画かな?と思っていたら、写真の中の人たちがペリベリとめくれてきて、本物の人間と舞台が目の前に出現し、彼らは叫びながら左右に分かれて舞台の袖にはけていった。封印から解かれたかのように...
(途中記憶なし、シーンが変わる)
古代ギリシアの言い伝えが頭の中に流れはじめる。
「宇宙に浮かぶ巨大なパイプオルガンが、長い時をかけて大量の天使達の星座になる。その天使のほっそい銀色の脚の裏から、土下座して仕えるように人がムニュッと排出される。産み落とされた彼らが、先程の楽団を構成したのだとさ。」
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...と、ここで目覚めた。時計を見ると、22時。つまり、2時間で5種類(または忘れているだけでそれ以上?)の夢を見たことになる。
これだけの量の夢を鮮明に覚えているということはよく寝付けていないような気がするが、実際は、起きた時ものすごく元気になっていた。気分としては8時間以上眠った位の快調だった。
夢って、不思議だ。
P.S.
この夢の分析を試みた記事を私のメインブログの方で掲げましたので、良ければ是非↓