実夢日記

夢に関する記録・情報整理。 夢は実像か虚像か?

2022年5月28日の夢(『怖い話:「学校ドラマ」 』)

『怖い話:「学校ドラマ」 』

タイトルがバンッ!と脳内に直接入ってくる。直後、その「学校ドラマ」がはじまる。

 

……ここは学校(小中高大のいずれかは特定できず)。朝の登校時はピンポン玉1個もついてなかったのに、昼休みにやると制服のズボンにびっしりと白いピンポン玉がついている。
50はくだらない、黒を埋め尽くすようにびっしりと。蛸壺や海岸の牡蠣のように張りついている。

誰かつけたかと周囲のクラスメイトに聞いても、誰もピンと来ていない様子。

 

と、突然小学校の女子Iに刃物を向けられる。

瞬間、「犯人はコイツだったのか!! 」と察する。誰かが自分のことを襲ってくる、というのは前もって知っていたから、ギリギリ右掌で受け止められた。……痛い!

なんとか力の差でナイフを握り奪い、まるでアルミホイルかのようにちぎり、床に捨てた。

すると、みるみるIのナイフは再生してきた。「ナイフは再生するんだった!」と、自分もその前提を事前に把握している。
再び伸びてきたナイフを、僕はクシャクシャにする、こうすることで伸びてこないようにする。

ついにナイフの再生が止まった……するとIは教室の床に溶けていった。黒い魔物のように、石田は溶けて消えた。

これにて事件解決。

 

放課後、保健室の先生から話を聞いてきたという小学校の女子K達から
「白いピンポン玉6個は、【安心しろ】の、白い6 って意味だって…!」

そのセリフに僕はホッと息を吐いた。

「くだらない語呂合わせだけど、嬉しいよ…!」
謎が完全に解決したと思った。

(今振り返ると、この時点で、ちょっと夢から覚めかけていた。
なぜなら、これは日記に記録しよう!とか考えていたから。)

 

僕は「白いピンポン玉の意味は、安心しろって意味…」と頭の中で繰り返していた。
教室内には中高の同級生が何人かいた。ふと高校の同級生U達にピンポン玉の話をしよう!と思い立ち、
「あっ、これ分かる?この話ピンとくるかな?
あのーピンポン玉。僕昼間ピンポン玉びっしり制服のズボンについていたじゃん!朝全然ついていなかったのに!Uは知らないか、でもKは知ってるよね、一緒に電車乗ってたから。
それで、その意味、安心しろの白6個って意味だったわ!」

と話しているうちに、もうほぼ夢から覚めている。

やっぱりあのピンポン玉の伏線回収が効いていたなーと思いながら、起きて日記を取ろうとする時、ようやく冷静になって、

「白いピンポン玉6個は、【安心しろ】の、白い6?え、どういう意味?」 と引っかかる。

だって、制服には遥かに6個を超える数のピンポン玉がついていた。

ただ、この段階では寝ぼけていたからか、
「8個なのに6個??おい、白の8個なのに、安心しろって、それじゃ通用しないよ!!」と、謎の思考を展開させて、恐怖を感じていた。

思考回路は止まらない。

「じゃあだれがピンポン玉つけた?
そもそも安心しろの意味が込められているなら、やっぱり誰かが意図的につけてたんかい!
そして保健室の先生はなぜ知ってる?

…え?」
唐突に、「46..47,48,49... 」と数列が無機質に印字されたプリントが視界イメージに広がり、 「48」が中央にくる。

「48...安心しろ…白の6個…違う!これは記録しないと!」

と思いながら、目覚めた。