実夢日記

夢に関する記録・情報整理。 夢は実像か虚像か?

人の夢の話こそが、あらゆる話題の中で最もつまらなくて最も面白い

この世で一番つまらない話題は人の夢の話だという意見が多いです。
嫌われがちなトークテーマとしては、天気の話や愚痴なども挙げられるでしょう。しかし、それらの話題と比べても、人の夢の話は芯から面白くないものという評価が抜きんでている気がします。
天気の話は、その場しのぎ感や情報量の少なさがマイナス。
愚痴は、人の性格の悪さが滲み出る点がマイナス。
では、「空を飛ぶスーパーマンとなって宇宙人と戦い地球を救いました。」という夢の話は? 情報量は多い。性格もいい。ネタの準備も昨夜(夢を見た夜)からしてきている。ただシンプルにつまらないだけ、という悲しきテーマです。

一方で、夢を題材にした名作は数多くあります。インセプション、パプリカ、ドグラ・マグラなど、挙げだしたらキリがありません。これらも、人の夢の話に過ぎないにも関わらず、面白いと高く評価されています。

 

あらゆる話題の中でも、他人の夢の話は、面白さとつまらなさが共存する独特なジャンルといえます。その理由を改めて整理すると、以下の点が挙げられます。

面白い理由

  • 非日常性: 夢は現実ではありえないような体験ができるため、聞き手にとって新鮮で興味深い
  • 想像力: 夢の内容は聞き手の想像力を刺激し、自分だったらどんな夢を見るだろうと考える楽しみがある
  • 共感: 夢は普遍的なテーマや感情を扱うことが多いため、聞き手は自分自身の経験と重ね合わせて共感できる
  • 謎解き: 夢の意味を解釈したり、夢から何かメッセージを受け取ったりする楽しみがある

つまらない理由

  • 個人差: 夢の内容は個人によって大きく異なるため、聞き手にとって理解しにくい場合がある
  • 伝達: 夢の内容を正確に言葉で表現するのは難しく、聞き手にうまく伝わらないことがある
  • 関連性: 夢の内容が聞き手の生活や興味と関係ない場合、面白さを感じにくい(どうでもいいと思われやすい)
  • 長さ: 夢の話が長すぎると、聞き手は飽きてしまうことがある

 

この、面白さの振れ幅が非常に大きいトークテーマである夢の話に焦点を当てて、「最も面白い夢」と「最もつまらない夢」を決定することが、当面の目標であり、「夢」です。