0306-A
夜の公園、フェンス前で
実世界の知人に会った
着崩した洋服が似合っていた
右肩にかけない感じ
後から合流した人達にも似合うよねといったら、
ダサいと言っていた
確かにいまはもう似合ってない
King GnuのティーンエイジャーのMVで駆ける井口みたいだったのに、と思っていた
0306-B
卒業式のHR?
ただ、教室にいる教師は知らない大人
廊下を出ると、言葉が、心が、正弦波で踊る空間だった
ロッカーが、ロッカーが揺れる
ロッカーからわたあめを取りだした
戻ると、表彰の時間
教師がとても薄いコメントを各学生におくってた
その間僕はずっと弁当を食べていた
最後はわたあめを食べた
途中、教師が自分自身の表彰をし始めた
あまりに酷い
自分の名前が呼ばれた
行くと、全員に当てはまるコメントのみ言われた
僕特有のエピソードはひとつも出てこなかった
「占い師みたいなものか」と思った
まだ続くコメントを背に、他の教室へ行った
この時一緒に行ったのは実世界の知人だった
場所的に、ここが6-1で、行ったのが6-2?
「パルクール時の偽名: 佐藤」
と書かれたアンケート用紙を切り貼りしている現場に来た
アルバムは図画工作のカリキュラムだ、と誰かが言った
そりゃそうだろ、とSASUKE視聴者の僕は思った
席に戻る
高所恐怖症の記念日ってやっぱり6/34なのかな?と聞かれた
スカイツリーの凄さに思いを馳せつつ、
こわい=5/01 じゃなかったっけ、と答えようとすると
聞いた本人は寝ていた
斜め前の睡眠実習か
ずっと、自分とか、教室とか、みんな、雲の中に浮かばれているみたいだった